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顔見知
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かおみし
ふりがな文庫
“
顔見知
(
かおみし
)” の例文
ある
日
(
ひ
)
のこと、
古
(
ふる
)
くから、この
病院
(
びょういん
)
へ
出入
(
でい
)
りして、
炊事婦
(
すいじふ
)
や
看護婦
(
かんごふ
)
と、
顔見知
(
かおみし
)
りという
老婆
(
ろうば
)
が、ふいに、お
竹
(
たけ
)
のもとへやってきて、
前
(
まえ
)
に
約束
(
やくそく
)
があるのだから
だまされた娘とちょうの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうどそのとき、
入
(
い
)
り
口
(
ぐち
)
から、
男
(
おとこ
)
の
人
(
ひと
)
が、はいってきました。
顔見知
(
かおみし
)
りの
役場
(
やくば
)
のものでした。
托児所のある村
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
さいわい、
近所
(
きんじょ
)
で、
日
(
ひ
)
ごろから
顔見知
(
かおみし
)
りの
人
(
ひと
)
で、そんなら、
東京
(
とうきょう
)
にいい
口
(
くち
)
があるが、いってみないかと、せわしてくれたので、おふくろとわかれるのは、つらかったけれど、ここへきたのさ。
さか立ち小僧さん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
道
(
みち
)
であった、
顔見知
(
かおみし
)
りの
人
(
ひと
)
は、みすぼらしい
正吉
(
しょうきち
)
の
母
(
はは
)
にむかって
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
“顔見”で始まる語句
顔見世
顔見せ
顔見世乗込