“頼甲斐”の読み方と例文
読み方割合
たのみがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「旧い人は駄目だなんて、言ったって……新しい時代の人だって、頼甲斐たのみがいがあるとは言われないネ」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
物事に迷易くていつも愚痴ばかりでは頼甲斐たのみがいのない様にもあり世智賢せちがしこくてかゆいところまで手の届く方は又た女を馬鹿にしたようで此方の欠点あらまで見透されるかと恐しくもあるし
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)