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頭抜
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ずぬ
ふりがな文庫
“
頭抜
(
ずぬ
)” の例文
旧字:
頭拔
蕪村を大阪とすればこれはまた
頭抜
(
ずぬ
)
けた
大立者
(
おおだてもの
)
であるが当人は大阪を嫌ふたか江戸と京で一生の大部分を送つた。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
近く空を
劃
(
かぎ
)
って、
頭抜
(
ずぬ
)
けている、「あの山の頂を踏んだ」という誇が、人々の顔にまざまざと読まれた。
白峰山脈縦断記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
町家の中でこれを見ると、
魁偉
(
かいい
)
であり、異観であったが、然し、
頭抜
(
ずぬ
)
けて美しいことが分るのだった。
日本文化私観
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
勝「こん
畜生
(
ちきしょう
)
、
手前
(
てめえ
)
のような野郎が
捨児
(
すてご
)
をするんだ、薄情の
頭抜
(
ずぬ
)
けッてえば」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
富士の噴出する前から、そこに居並んで、もっとも若い富士が、おどろくべく大きく生長して、
頭抜
(
ずぬ
)
けてくるのを見つめていた山たちである。今後もそうやって見守っているであろう。
不尽の高根
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
抜
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“頭”で始まる語句
頭
頭巾
頭髪
頭脳
頭蓋骨
頭腦
頭上
頭陀袋
頭痛
頭顱