“領有（りやういう）” の例文

さう呟（つぶや）きながら、私（わたし）は部屋（へや）の隅（すみ）から枕（まくら）を巡（めぐ）らして、明（あか）るい障子（しやうじ）の方（はう）にその面（おもて）を向（む）けた。南向（みなみむ）きといふ事（こと）は何（なん）といふ幸福（かうふく）な事（こと）であらう、それは冬（ふゆ）の滋養（じやう）を大半（たいはん）領有（りやういう）する。

日の光を浴びて (旧字旧仮名) ／ 水野仙子(著)

“領有”の意味

《名詞・サ変動詞》
領 有（りょうゆう）

（土地などを）自分のものとして所有すること。
(出典:Wiktionary)

“領有”の解説

領有（りょうゆう）とは、領土などを自国、自分のものであるとすること。
特にこの領有という言葉は、自分のものであるという主張を意味し、領土編入の際、早い者勝ちというのが大半である。しかし、一番早く領有したとしても、領土問題に発展したり、あるいは紛争の大きな原因と指摘されている。条約などの取り決めによって領土が画定されていない時などの場合を言う。
(出典:Wikipedia)

領	常用漢字 小５ 部首:⾴ 14画
有	常用漢字 小３ 部首:⽉ 6画