“音次郎”の読み方と例文
読み方割合
おとじろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
贓品けいず買い』を片手間にしている音次郎おとじろうという者に十両の金をつけてやり、私の前や世間体を、神隠しに逢ったということにしていたのでございます
四人が川のふちまできたとき、いままでだまってついてくるようなふうだった薬屋くすりやの子の音次郎おとじろう君が、ポケットから大きなかきをひとつとり出して、こういった。
(新字新仮名) / 新美南吉(著)