“面謁”の読み方と例文
読み方割合
めんえつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この人が大坂へ出て行って、将軍にも面謁めんえつし、江戸の方にある大老や老中の意向を伝えたころは、当路の諸有司は皆途方に暮れている。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
エドガーアセリングとともに、きてウィリアムに面謁めんえつし、王冠わうくわんさゝげたのは當然たうぜんのことです。ウィリアムの行動かうどう最初さいしよれいかなふたものでした。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
西の丸の庭さきへ廻り、侍臣を通じて、村重に面謁めんえつを求めた。侍臣が、用向きをたずねたが、亥十郎は
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)