非耶ひか)” の例文
天命てんめい是耶ぜか非耶ひかいはるは伯夷傳はくいでん要文えうぶんなるべしこゝに忠義にこつたる彼の久八はから光陰つきひおくれども只千太郎の代に成て呼戻よびもどさるゝをたのしみに古主こしう容子ようす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
太陽の熱をして寓在して松樹柏樹の枝幹莖葉を成さしむる所以のものは是力歟ちからか非耶ひか、若し是力ならずんば何物の之をして然らしむるぞや、又若し是力ならんには、此の力は如何にして生じ
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)