“青虫（あおむし）” の例文

うすく霜（しも）の降（お）りた、ある寒（さむ）い朝（あさ）、からたちの枝（えだ）の先（さき）のところにしがみついて、金色（こんじき）の日（ひ）の光（ひかり）を、ありがたそうに待（ま）っている青虫（あおむし）がありました。

冬のちょう (新字新仮名) ／ 小川未明(著)

花弁のかげに青虫（あおむし）がたかって居た。

秋風 (新字新仮名) ／ 宮本百合子(著)

「おれかい。ニューギニアだ。おれはへびもたべたし、とかげも、青虫（あおむし）も、なんでもたべた。まだ、ろうそく、マッチは、たべなかったよ。」

新しい町 (新字新仮名) ／ 小川未明(著)

“青虫（アオムシ）”の解説

アオムシ（青虫）は、チョウ目（鱗翅目、チョウやガ）の幼虫のうち、長い毛で体を覆われておらず、緑色のもの。緑色でないものを含めイモムシ（芋虫）といい、長い毛で体を覆われているものをケムシ（毛虫）という。これらは大まかな区分であり、明確な定義があるわけではない。
(出典:Wikipedia)

青	常用漢字 小１ 部首:⾭ 8画
虫	常用漢字 小１ 部首:⾍ 6画