トップ
>
霊屋
>
たまや
ふりがな文庫
“
霊屋
(
たまや
)” の例文
旧字:
靈屋
巡査が一人根岸から上がって来て、純一を角灯で照して見て、暫く立ち留まって見ていて、お
霊屋
(
たまや
)
の方へ行った。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
その時にお八代さんは唯一人でお
霊屋
(
たまや
)
の掃除をされる
序
(
ついで
)
に、この方丈に立ち寄られて、茶を飲まれましたが、
四方八方
(
よもやま
)
のお話の序に……まだちっと早いようじゃけれど、来年の春
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
それを見るとお八代さんは何やら胸が
塞
(
ふさ
)
がりましたらしく、急いで顔を押えながらお
霊屋
(
たまや
)
の方へ行かれましたが、私はあとに残りまして、まことにお似つかわしいお二人の姿を見守りながら
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鶯坂
(
うぐいすざか
)
の上を西へ曲って、
石燈籠
(
いしどうろう
)
の列をなしている、お
霊屋
(
たまや
)
の前を通る頃には、それまで
膚
(
はだえ
)
を燃やしていた血がどこかへ流れて行ってしまって、自分の顔の
蒼
(
あお
)
くなって、膚に
粟
(
あわ
)
を生ずるのを感じた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“霊屋”の意味
《名詞》
御霊をまつる建物。
(出典:Wiktionary)
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“霊”で始まる語句
霊
霊魂
霊験
霊廟
霊感
霊媒
霊山
霊岸島
霊薬
霊南坂