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霊前
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れいぜん
ふりがな文庫
“
霊前
(
れいぜん
)” の例文
時々取り出しては
慈母
(
じぼ
)
の
霊前
(
れいぜん
)
に
額
(
ぬか
)
ずくがごとく礼拝した「この人形の
折檻
(
せっかん
)
がなかったら自分は一生
凡々
(
ぼんぼん
)
たる芸人の末で終ったかも知れない」
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かえって
高尚
(
こうしょう
)
らしくも聞こえるけれども、それは
慈善
(
じぜん
)
をなすときか、友人を祝うときか、
霊前
(
れいぜん
)
に
供
(
そな
)
うるときのことで、事業のためには、金銭は単に無心無情の
器械
(
きかい
)
である。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
終りに、この一文を、同行四人の中、馬術の達人であった神田憲君の
霊前
(
れいぜん
)
に
献
(
ささ
)
げる。
火と氷のシャスタ山
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
“霊前”の意味
《名詞》
霊前(れいぜん)
神や故人の霊を祭った場所の前。
(出典:Wiktionary)
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“霊”で始まる語句
霊
霊魂
霊験
霊廟
霊感
霊媒
霊山
霊岸島
霊薬
霊屋