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電瞬
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でんしゅん
ふりがな文庫
“
電瞬
(
でんしゅん
)” の例文
努めて敵の展開してくる横隊の正面を避け、その群れの
角
(
かど
)
へ角へと廻って、
電瞬
(
でんしゅん
)
に
薙
(
な
)
ぎつける——末端の
角
(
かど
)
を斬る——
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黒田官兵衛、千原九右衛門、吉田六郎太夫、こう三人が手分けして、
電瞬
(
でんしゅん
)
に、五名を斬ったわけになる。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その思慮なく、おのれの勇を過信して、一人の剣を
交
(
か
)
わし左右の敵を
電瞬
(
でんしゅん
)
に切って捨てたくらいでは、その
寸隙
(
すんげき
)
に八面の殺刀が、たちどころに一人の相手を蜂の巣と刺激するに足るであろう。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「羅門の手を下す以上には、
電瞬
(
でんしゅん
)
の間です。ご安心なさい」
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
兵機
(
へいき
)
は
電瞬
(
でんしゅん
)
の
間
(
かん
)
、いまを逸しては」
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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白、
電瞬
(
でんしゅん
)
に打ってゆく。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
電
常用漢字
小2
部首:⾬
13画
瞬
常用漢字
中学
部首:⽬
18画
“電”で始まる語句
電燈
電車
電光
電
電鈴
電線
電信柱
電報
電気
電灯