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雲鬟
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うんかん
ふりがな文庫
“
雲鬟
(
うんかん
)” の例文
粧
(
よそおい
)
は鏡に向って
凝
(
こ
)
らす、
玻璃瓶裏
(
はりへいり
)
に
薔薇
(
ばら
)
の
香
(
か
)
を浮かして、軽く
雲鬟
(
うんかん
)
を
浸
(
ひた
)
し去る時、
琥珀
(
こはく
)
の櫛は
条々
(
じょうじょう
)
の
翠
(
みどり
)
を解く。——小野さんはすぐ藤尾の事を思い出した。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一陣の
罡風
(
こうふう
)
送春を断す 名花空しく路傍の塵に委す
雲鬟
(
うんかん
)
影を吹いて緑地に
粘
(
でん
)
す 血雨声無く紅巾に
沁
(
し
)
む 命薄く刀下の鬼となるを甘んずるも 情は深くして
豈
(
あに
)
意中の人を
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
鬟
漢検1級
部首:⾽
23画
“雲”で始まる語句
雲
雲雀
雲母
雲霞
雲泥
雲間
雲水
雲霧
雲井
雲切