“雪雲”の読み方と例文
読み方割合
ゆきぐも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪雲ゆきぐもれて、いつりになるかわからないそらしたのぬかるみを、わらじの足音あしおとが、ピチャ、ピチャとまどぎわにちかこえるのでした。そのたびに、おとこは、障子しょうじひらいてそとをながめた。
幸福の鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
雪雲ゆきぐもとぢて風冴えぬ、——
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)