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難詰
ふりがな文庫
“難詰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なんきつ
63.6%
なじ
36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんきつ
(逆引き)
若い同役の有峰松次郎——杉之助の弟に
難詰
(
なんきつ
)
されて返答に
窮
(
きゅう
)
し、松次郎を斬って本国を立退いたのは、もはや十年も昔のことです。
銭形平次捕物控:114 遺書の罪
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
しかしながら友人の誤解と
難詰
(
なんきつ
)
はヨブの思想を
刺戟
(
しげき
)
し、神を知らんとする熱情を益々高めし
故
(
ゆえ
)
、かえって彼を光明に向って導く原動力となるのである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
難詰(なんきつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
なじ
(逆引き)
と、むしろ
難詰
(
なじ
)
るようなことばでいう。武蔵は、はやく別れた生みの母になんの記憶もなかった。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あとで宿老の張昭はつぶやく如く呉王を
難詰
(
なじ
)
った。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
難詰(なじ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“難詰”の意味
《名詞》
難詰(なんきつ)
欠点を挙げて非難しなじること。
(出典:Wiktionary)
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“難詰”の類義語
責任
非難
責務
“難”で始まる語句
難
難有
難波
難儀
難渋
難所
難癖
難題
難船
難義
“難詰”のふりがなが多い著者
内村鑑三
吉川英治
中里介山
野村胡堂
太宰治