“なんきつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
難詰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どちらも、その意外であったという心持は同じことで、ただ一方が怒気をふくんで難詰なんきつていなのと、一方が体裁をとりつくろうことに、あわてまいとしている心組みだけが違うらしい。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
諸将は、憤懣、不平のまなじりをそろえて、大都督部へ難詰なんきつに押しかけた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
難詰なんきつせられる方があるかも知れませぬ。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)