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陸尺
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ろくしやく
ふりがな文庫
“
陸尺
(
ろくしやく
)” の例文
「冗談ぢやありませんよ、親分。二年前に死んだ人間が人を殺したんだ。小石川の
陸尺
(
ろくしやく
)
町から一足飛びに飛んで來ましたぜ」
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
告て
臺所
(
だいどころ
)
へ下り
所化
(
しよけ
)
へも
厚
(
あつ
)
く禮を
述
(
のべ
)
居たる處へ奧の方より
侍僧
(
じそう
)
出來
(
いできた
)
り明日は
未明
(
みめい
)
の御供
揃
(
そろ
)
ひにて相良まで御出あるにより
陸尺
(
ろくしやく
)
仲間
(
ちうげん
)
を
支度
(
したく
)
すべしと申渡しけるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
播磨も權次權六も身がまへする。四郎兵衞、その他四人も
身繕
(
みづくろ
)
ひして詰めよる。娘はうろ/\してゐる。この時、
陸尺
(
ろくしやく
)
に女の乗物をかゝせ、若党二人附添ひて走らせ来り、喧嘩のまん中へ乗物を
番町皿屋敷
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
陸尺
(
ろくしやく
)
町の成瀬屋へ行つたのは、もう晝近い頃、檢屍萬端濟んでしまつて、お
葬
(
とむら
)
ひの支度に忙しい有樣でした。
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
持せ
陸尺
(
ろくしやく
)
十人
駕籠
(
かご
)
の左右に
諏訪右門
(
すはうもん
)
本多源右衞門
高間
(
たかま
)
大膳同じく
權内
(
ごんない
)
藤代要人
(
ふぢしろかなめ
)
遠藤東次右衞門等また
金御紋
(
きんごもん
)
の
跡箱
(
あとばこ
)
二ツ
簑箱
(
みのばこ
)
一ツ
爪折傘
(
つまをりがさ
)
には
黒天鵞絨
(
くろびろうど
)
に
紫
(
むらさき
)
の
化粧紐
(
けしやうひも
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
ほかに若党
陸尺
(
ろくしやく
)
茶屋の娘など
番町皿屋敷
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「小石川
陸尺
(
ろくしやく
)
町(安藤坂下——今の水道町)の
成瀬屋
(
なるせや
)
總右衞門といふのを親分は覺えてゐるでせうね」
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
持せ朱網代の乘物にて
陸尺
(
ろくしやく
)
六人駕籠脇の侍ひ四人
跡
(
あと
)
箱貳ツ何も紫きの化粧紐を
掛
(
かけ
)
たり黒羅紗の袋を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
尺
常用漢字
小6
部首:⼫
4画
“陸尺”で始まる語句
陸尺共
陸尺面