“陣形”の読み方と例文
読み方割合
じんけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正直に恐慌きょうこう以来の自家の財政のり繰りを述べ、しかし、断然たる切り捨てによって小ぢんまりした陣形じんけいを立直すことが出来
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
なにか合図あいずをすると、たちまちととのった陣形じんけいは、しばしみだれて、きずついたからすをつよそうなもののあいだれて、左右さゆうから、勇気ゆうきづけるようにして、れていくのでした。
からす (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、菊池半助きくちはんすけは、とつぜんとんぼ組の陣形じんけいのまわりを、疾風しっぷうのようにぐるぐるまわりだした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)