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阿呍
ふりがな文庫
“阿呍”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あうん
90.9%
うん
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あうん
(逆引き)
兵法の場合でいえば——相手の器量を、剣と剣の先でじっと
観澄
(
みす
)
ましているような——
阿呍
(
あうん
)
の息をこらしている時にも似ている。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
阿呍
(
あうん
)
の間を
截
(
き
)
る
一拶
(
いっさつ
)
の気合、まさしく奥義の御伝授と拝察つかまつりました、御流儀の秘伝まさに会得いたしてござります、かたじけのう……」
似而非物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
阿呍(あうん)の例文をもっと
(10作品)
見る
うん
(逆引き)
男は何か言はうとして、僅に手先を動かしたが『
阿呍
(
うん
)
』と一
唸呻
(
うめき
)
、言下に
反繰
(
そつくり
)
返つて
仰樣
(
のけざま
)
に
僵
(
たふ
)
れた。
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
阿呍(うん)の例文をもっと
(1作品)
見る
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
呍
部首:⼝
7画
“阿”で始まる語句
阿母
阿呆
阿魔
阿父
阿弥陀
阿爺
阿諛
阿片
阿波
阿修羅
“阿呍”のふりがなが多い著者
吉川英治
林不忘
佐々木味津三
織田作之助
萩原朔太郎
山本周五郎