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関寺小町
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せきでらこまち
ふりがな文庫
“
関寺小町
(
せきでらこまち
)” の例文
最初は絵に見る
関寺小町
(
せきでらこまち
)
とか、
卒塔婆小町
(
そとばこまち
)
とかいうものではないかと怪しまれたほど、その形がよく画面に見えるそれと似通っておりました。
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
後には
関寺小町
(
せきでらこまち
)
といって、小野小町が年を取ってからここにいたという話があり、今の木像は短冊と筆とを手に持った老女の姿になっていますが
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
半
(
なか
)
ば
朽
(
く
)
ちかけた額堂の
欄間
(
らんま
)
には、
琵琶
(
びわ
)
を抱いた蝉丸の像や、
関寺小町
(
せきでらこまち
)
の彩画や、八
景
(
けい
)
鳥瞰
(
ちょうかん
)
の
大額
(
おおがく
)
などが、
胡粉
(
ごふん
)
に
雨露
(
うろ
)
の気をただよわせ、
埃
(
ほこり
)
と
蜘蛛
(
くも
)
の巣の
裡
(
うち
)
にかけられてあった。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
関寺小町
(
せきでらこまち
)
——これは座右にある謡本の中にこういう名前が見つかりました。
俳句の作りよう
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
最初の印象の壇の上の、しょうづかの婆さんに紛らわしい
関寺小町
(
せきでらこまち
)
が、壇の上から
徐
(
おもむ
)
ろに下りて来ました。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
関寺小町
(
せきでらこまち
)
の遺跡だということですが、それは
確
(
しか
)
とした考証があるわけではありません、小町の晩年が、関寺にロマンスを残すのは、小町らしい時とところとを得たものであるが、史実としては
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“関寺”で始まる語句
関寺