“関寺小町”の読み方と例文
読み方割合
せきでらこまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初は絵に見る関寺小町(せきでらこまち)とか、卒塔婆小町(そとばこまち)とかいうものではないかと怪しまれたほど、その形がよく画面に見えるそれと似通っておりました。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
後には関寺小町(せきでらこまち)といって、小野小町が年を取ってからここにいたという話があり、今の木像は短冊と筆とを手に持った老女の姿になっていますが
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
半(なか)ば朽(く)ちかけた額堂の欄間(らんま)には、琵琶(びわ)を抱いた蝉丸の像や、関寺小町(せきでらこまち)の彩画や、八景(けい)鳥瞰(ちょうかん)の大額(おおがく)などが、胡粉(ごふん)に雨露(うろ)の気をただよわせ、埃(ほこり)と蜘蛛(くも)の巣の裡(うち)にかけられてあった。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)