“間許”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けんばかり66.7%
げんばか33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その西の山際に海地獄とて池あり。熱湯なり。広さ二段ばかり。上の池より湧きいず。上の池広さ方六間許けんばかり。そのへん岩の色赤し。岩の間よりわきず。見る者恐る。
別府温泉 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
それで三四郎から一間許けんばかりの所へ来てひよいと留つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
入口いりぐちから三間許げんばかへだてて、棒杭ぼうぐひち、鐵條てつでうり、ひとらしめぬやう警戒けいかい依頼いらいされたのだ。