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開帳
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かいちょう
ふりがな文庫
“
開帳
(
かいちょう
)” の例文
「あすは、お
寺
(
てら
)
のお
開帳
(
かいちょう
)
で、どんなにかこの
辺
(
へん
)
は
人通
(
ひとどお
)
りの
多
(
おお
)
いことだろう。お
天気
(
てんき
)
であってくれればいいが。」といいました。
石をのせた車
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お向うの林念寺の坊さんなどは、訳を知らないから、柳生様では大名相手のお
開帳
(
かいちょう
)
でもはじめたのかと、おどろいている。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
文政四年の四月は
相州
(
そうしゅう
)
江の島弁財天の
開帳
(
かいちょう
)
で、島は勿論、藤沢から片瀬にかよう路々もおびただしい繁昌を見せていた。
恨みの蠑螺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
お
開帳
(
かいちょう
)
の
日
(
ひ
)
だって、つぎの
日
(
ひ
)
には、あんなことがあったと
考
(
かんが
)
えると、
旅費
(
りょひ
)
のできたのを
幸
(
さいわ
)
いに、はやく
目的地
(
もくてきち
)
をさしてゆこうと
決心
(
けっしん
)
したのであります。
石をのせた車
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あくる
日
(
ひ
)
、
少年
(
しょうねん
)
は
朝
(
あさ
)
早
(
はや
)
くから、そこにすわっていました。いい
天気
(
てんき
)
でありましたから、おじいさんのいったように、お
寺
(
てら
)
のお
開帳
(
かいちょう
)
に
出
(
で
)
かける
人
(
ひと
)
が
続
(
つづ
)
きました。
石をのせた車
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“開帳”の意味
《名詞》
開帳(かいちょう)
寺院で普段秘仏とされる厨子の扉を開いて一般の参拝者に拝観させること。開扉。
賭博を開くこと。
(出典:Wiktionary)
“開帳”の解説
開帳(かいちょう)とは、原義では、仏教寺院で厨子等に収められている秘仏の扉を開いて拝観できるようにする宗教行事。ただし、秘仏ではない本尊や宝物に関して行われる宗教行事を指す場合もある(後述)。
(出典:Wikipedia)
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
“開帳”で始まる語句
開帳中