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長槍
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ちょうそう
ふりがな文庫
“
長槍
(
ちょうそう
)” の例文
と、いわせも
果
(
は
)
てず、ひとりが
長槍
(
ちょうそう
)
をくりだしてくるのをかわして、咲耶子は手ばやく
呼子笛
(
よびこ
)
を吹きかけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長髯
(
ちょうぜん
)
の豪傑が四つの
金襴
(
きんらん
)
の旗を背中にさして
長槍
(
ちょうそう
)
を振りまわし、また、半裸体の男が幾人もそろって一斉にとんぼ返りを打ったり、
小旦
(
わかおやま
)
が出て来て何か
甲高
(
かんだか
)
い声で歌うかと思うと
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
これ
適
(
たまたま
)
以
(
もっ
)
て軍旅の
鋭
(
えい
)
を
殺
(
そ
)
ぎ、
貔貅
(
ひきゅう
)
の
胆
(
たん
)
を小にするに過ぎざるのみ、
智
(
ち
)
なりという
可
(
べ
)
からず。燕王と戦うに及びて、官軍時に
或
(
あるい
)
は勝つあるも、
此
(
この
)
令あるを
以
(
もっ
)
て、
飛箭
(
ひせん
)
長槍
(
ちょうそう
)
、燕王を
殪
(
たお
)
すに至らず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
槍
漢検準1級
部首:⽊
14画
“長槍”で始まる語句
長槍兵