“鑿(さく)” の例文
余は又目科が斯(か)く詮鑿(さく)する間に室中を其方此方(そちこち)と見廻して先に判事の書記が寄りたる卓子(てえぶる)の下にて見し彼のコロップの栓を拾い上げたり
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
マニラをバギオに結ぶベンゲット道路のうち、ダグバン・バギオ山頂間八十キロの開鑿(さく)は、工事監督のケノン少佐が開通式と同時に将軍になったというくらいの難工事であった。
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)