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錦
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きん
ふりがな文庫
“
錦
(
きん
)” の例文
これという物も盗まれなかったが、お
錦
(
きん
)
から預かった不思議な手箱を、一つだけ盗まれたということを、小間使のお花から耳にした。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
この
年
(
とし
)
がくれて、
文久
(
ぶんきゅう
)
元
(
がん
)
(一八六一)
年
(
ねん
)
になると、
諭吉
(
ゆきち
)
は、おなじ
中津藩
(
なかつはん
)
の
上級士族
(
じょうきゅうしぞく
)
、
土岐太郎八
(
ときたろはち
)
の
次女
(
じじょ
)
錦
(
きん
)
とけっこんしました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
「ああ。馬超馬超。いま世上の人々が、馬超の英姿をたたえて、西涼の
錦
(
きん
)
馬超というとか。——あれにみゆるは、まさにその者にちがいない。好い武者振りかな」
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
伊丹屋の主人伊右衛門が或日女房にこう云った「お
錦
(
きん
)
、
近来
(
ちかごろ
)
変わってきたね。なんだかおちつかなくなったじゃないか」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
数日経ったある日のこと、駕籠に乗った伊丹屋のお
錦
(
きん
)
が、
義哉
(
よしや
)
の屋敷へ訪れて来た。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
錦
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
“錦”を含む語句
錦繍
錦木
錦葉
錦織
蜀錦
襤褸錦
錦絵
錦紗
錦町
錦手
赤地錦
綴錦
高麗錦
錦帯橋
錦袍
錦鶏鳥
紅錦
錦州
蜀江錦
錦太郎
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