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錦毛虎
ふりがな文庫
“錦毛虎”の読み方と例文
読み方
割合
きんもうこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんもうこ
(逆引き)
山寨
(
さんさい
)
の連中にはしきりに引きとめられたが、その日ついに、
錦毛虎
(
きんもうこ
)
燕順以下に麓まで見送られ、
袂
(
たもと
)
を別って、ひとり
鎮城
(
ちんじょう
)
の
巷
(
ちまた
)
へ入って来たものだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おれを知らねえか。清風山の頭領、
錦毛虎
(
きんもうこ
)
の燕順たあおれのこった」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
洞窟
(
どうくつ
)
を背景に、ひとつの
賊殿
(
ぞくでん
)
ともいえる
山寨
(
さんさい
)
を築造し、その
頭
(
かしら
)
は姓を
燕
(
えん
)
、名を
順
(
じゅん
)
といい、あだ名を
錦毛虎
(
きんもうこ
)
とよばれているものだった。——もとは山東
莱州
(
らいしゅう
)
で馬や羊の売り買いをしていた
博労
(
ばくろう
)
なのだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錦毛虎(きんもうこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
錦
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
虎
常用漢字
中学
部首:⾌
8画
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