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銀盤
ふりがな文庫
“銀盤”の読み方と例文
読み方
割合
ぎんばん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎんばん
(逆引き)
かつ、朝廷の
賜餐
(
しさん
)
には馴れ、街の
銀盤
(
ぎんばん
)
玉杯
(
ぎょくはい
)
にも飽いているから、どんな歓待とて、彼の舌や眼を驚かすには足らない。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
澄
(
す
)
みきった天心に、
皎々
(
こうこう
)
たる
銀盤
(
ぎんばん
)
が一つ、ぽかッと
浮
(
うか
)
び、
水波渺茫
(
すいはびょうぼう
)
と
霞
(
かす
)
んでいる
辺
(
あた
)
りから、すぐ眼の前までの一帯の海が、限りない
縮緬皺
(
ちりめんじわ
)
をよせ、洋上一面に、金光が
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
花の
楼台
(
ろうだい
)
には、
楽手
(
がくしゅ
)
や歌姫がならび、
玻璃
(
はり
)
銀盤
(
ぎんばん
)
の卓には、珍味が盛り飾られて、朝野の貴紳があらゆる盛装を競ッていた。中でも、一きわ目につく貴公子は、どういう身分のお人なのか
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
銀盤(ぎんばん)の例文をもっと
(2作品)
見る
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
盤
常用漢字
中学
部首:⽫
15画
“銀”で始まる語句
銀
銀杏
銀杏返
銀色
銀座
銀貨
銀河
銀簪
銀行
銀泥
“銀盤”のふりがなが多い著者
田中英光
吉川英治