“金洞山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんとうざん50.0%
こんどうざん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂路はよほど急になって、仰げば高いいわやの上に一本の大きな杉の木が見えました。これがなかたけの一本杉と云うので、われわれは既に第二の金洞山きんとうざんに踏み入っていたのです。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
御見物でございましょう。お帰りにお寄りになるとおっしゃったから、金洞山こんどうざんからなかたけの方をめぐって、そのうちには、また私共へお戻りになるでございましょうと思います
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)