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量見
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りやうけん
ふりがな文庫
“
量見
(
りやうけん
)” の例文
嘸
(
さぞ
)
うちたての
蕎麥
(
そば
)
を
罵
(
のゝし
)
つて、
梨
(
なし
)
に
醉
(
よ
)
つてる
事
(
こと
)
だらう。まだ
其
(
それ
)
は
勝手
(
かつて
)
だが、
斯
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
き
量見
(
りやうけん
)
で、
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
の
人格
(
じんかく
)
を
品評
(
ひんぺう
)
し、
意圖
(
いと
)
を
忖度
(
そんたく
)
して
憚
(
はゞか
)
らないのは
僭越
(
せんゑつ
)
である。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「待ちなよ、お前の話を聽いてゐちや、日が高くなりさうだ、それになるべく、この眼で現場をみるまで、お前の
量見
(
りやうけん
)
なんか耳へいれない方がいゝかも知れない」
銭形平次捕物控:247 女御用聞き
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
女教員
(
ぢよけうゐん
)
さんのシヤンを
覗
(
のぞ
)
いて、
戸
(
と
)
だなで、ゴツンの
量見
(
りやうけん
)
だから、これ、
天
(
てん
)
の
戒
(
いまし
)
むる
所
(
ところ
)
であらう。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「親分、素人
量見
(
りやうけん
)
ですが、私も考へたことがございます、申しても宜しいでせうか」
銭形平次捕物控:298 匕首の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
量
常用漢字
小4
部首:⾥
12画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“量見”で始まる語句
量見方