トップ
>
酔覚
>
よいざめ
ふりがな文庫
“
酔覚
(
よいざめ
)” の例文
旧字:
醉覺
砂糖を
奢
(
おご
)
って、とろりと煮込んで、せっせと
煽
(
あお
)
いで、つやみを見せた深切な処を、
酔覚
(
よいざめ
)
の舌の
尖
(
さき
)
に甘く
染
(
し
)
まして、壁にうつる影法師も冷たそうに縮んだ処へ。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
斜
(
ななめ
)
になって、
俯向
(
うつむ
)
いて
幕張
(
まくばり
)
の
裾
(
すそ
)
から透かした、ト
酔覚
(
よいざめ
)
のように、顔の色が
蒼白
(
あおじろ
)
い。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一雫も
酔覚
(
よいざめ
)
の水らしく、ぞくぞくと快く胸が時めく……
妖術
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
“酔”で始まる語句
酔
酔興
酔漢
酔狂
酔醒
酔払
酔眼
酔臥
酔客
酔心地