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酔客
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よっぱらい
ふりがな文庫
“
酔客
(
よっぱらい
)” の例文
隣室
(
となり
)
の
酔客
(
よっぱらい
)
が総立ちになって、寝るんだ、座敷は、なんて
喚
(
わめ
)
いて、留める芸者と折重なって、こっちの
襖
(
ふすま
)
へばたばたと当る。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
膝掛
(
ひざかけ
)
を
引抱
(
ひんだ
)
いて、せめてそれにでも
暖
(
あたたま
)
りたそうな車夫は、値が
極
(
きま
)
ってこれから乗ろうとする
酔客
(
よっぱらい
)
が、ちょっと一服で、
提灯
(
ちょうちん
)
の灯で吸うのを待つ
間
(
ま
)
、氷のごとく堅くなって、催促がましく脚と脚を
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
客
常用漢字
小3
部首:⼧
9画
“酔”で始まる語句
酔
酔興
酔漢
酔狂
酔払
酔醒
酔眼
酔臥
酔心地
酔余