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酒殽
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しゆかう
ふりがな文庫
“
酒殽
(
しゆかう
)” の例文
兄長
(
このかみ
)
今夜
(
こよひ
)
菊花の
約
(
ちかひ
)
に
特
(
わざわざ
)
来る。
一〇九
酒殽
(
しゆかう
)
をもて迎ふるに、
再三
(
あまたたび
)
辞
(
いな
)
み給うて云ふ。しかじかのやうにて
約
(
ちかひ
)
に
背
(
そむ
)
くがゆゑに、
自
(
みづか
)
ら
刃
(
やいば
)
に伏して
陰魂
(
なきたま
)
百里を来るといひて見えずなりぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
午は飯を饗し、夕は
酒殽
(
しゆかう
)
を饗した。少壮者は往々夜宴の開かるるを待ち兼ねて、未の下刻頃より「もう日が暮れた」と叫びつつ、板戸を鎖し蝋燭を燃やし、
酒饌
(
しゆぜん
)
の出づるを促した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
殽
部首:⽎
12画
“酒”で始まる語句
酒
酒肴
酒場
酒宴
酒代
酒瓶
酒杯
酒精
酒屋
酒樽