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都多
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つた
ふりがな文庫
“
都多
(
つた
)” の例文
「
都多
(
つた
)
の細江」は姫路から西南、現在の津田・細江あたりで、
船場川
(
せんばがわ
)
の川口になっている。当時はなるべく陸近く
舟行
(
しゅうこう
)
し、少し風が荒いと船を
泊
(
と
)
めたので、こういう歌がある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
風
(
かぜ
)
吹
(
ふ
)
けば
浪
(
なみ
)
か
立
(
た
)
たむと
伺候
(
さもらひ
)
に
都多
(
つた
)
の
細江
(
ほそえ
)
に
浦
(
うら
)
隠
(
がく
)
り
居
(
を
)
り 〔巻六・九四五〕 山部赤人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
一首の意は、この風で浪が荒く立つだろうと、心配して様子を見ながら、
都多
(
つた
)
の川口のところに船を寄せて隠れておる、というのである。第三句、原文「伺候爾」は、旧訓マツホドニ。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
都
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
多
常用漢字
小2
部首:⼣
6画
“都”で始まる語句
都
都合
都度
都会
都々逸
都鄙
都人
都會
都大路
都市