“郷地”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きやうち50.0%
ごうち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是より先きせふ郷地きやうちに滞在せし時、葉石はいしとの関係につき他より正式の申込あり、葉石はいしよりも直接に旧情を温めたきむね申来まをしきたるなど、心も心ならざるより、東京なる重井おもゐかんしてその承諾を受け
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
「何をほざく。他国者とあなどって、西瓜売りとはようもいやったの。美作国吉野郷みまさかのくによしのごう竹山城のあるじ新免宗貫しんめんむねつらに仕えて郷地ごうち百貫、歴乎れっきとした本位田家の子、わしはその母じゃぞ」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)