“那兒”の読み方と例文
読み方割合
あのこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打過うちすぎける時吾助はお兼にむかかくなる上は最早もはやせんなし是よりは約束の通り其方そなたと夫婦になりいづれへ成共行て暮すべし其の中には又よき了簡れうけんも出んかと云ばお兼は成程なるほど夫婦倶々とも/″\かせがばくらされぬ事は有まじ夫に付ても宿へ預置あづけおきたる那兒あのこにはちゝ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)