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遠廻
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とおまわ
ふりがな文庫
“
遠廻
(
とおまわ
)” の例文
「空を飛ぶ必要はないが、」とまた繰返して言い、「眠りながら歩く、という事は出来ないものかね。」と
遠廻
(
とおまわ
)
しに
謎
(
なぞ
)
をかけた。
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
わたくしが
臆
(
おく
)
しながら、先夜の女中の箱屋がかの女に
惨
(
むご
)
たらしくした
顛末
(
てんまつ
)
に
就
(
つい
)
て
遠廻
(
とおまわ
)
しに
訊
(
たず
)
ねかけると
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
好加減
(
いいかげん
)
な
邪推
(
じゃすい
)
を
実
(
まこと
)
しやかに、しかも
遠廻
(
とおまわ
)
しに、おれの頭の中へ
浸
(
し
)
み
込
(
こ
)
ましたのではあるまいかと迷ってる矢先へ、
野芹川
(
のぜりがわ
)
の土手で、マドンナを連れて散歩なんかしている姿を見たから
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路