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遠州
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ゑんしう
ふりがな文庫
“
遠州
(
ゑんしう
)” の例文
聞ぬ中は知れやせん成程然樣で有う元は
遠州
(
ゑんしう
)
の者在所に居る時は九郎兵衞と云たが今は何と云かと云顏を
件
(
くだん
)
の馬士は
熟々
(
つく/″\
)
見て
手綱
(
たづな
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それは/\お気の毒なことだ、
貴方
(
あなた
)
は
以前
(
もと
)
はお
旗下
(
はたもと
)
かね。乞「いえ/\。主「ンー……
南蛮砂張
(
なんばんすばり
)
の
建水
(
みづこぼし
)
は、
是品
(
これ
)
は
遠州
(
ゑんしう
)
の
箱書
(
はこがき
)
ではないかえ。 ...
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
僕の一番に喜びを感じたことは、
遠州
(
ゑんしう
)
や
相阿彌
(
さうあみ
)
、
夢窓國師
(
むさうこくし
)
の考へてゐたことと、どれだけも僕の考へてゐることにまちがひのないことであつた。
京洛日記
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
御供
(
ほや
)
といふ荒村にしばらく船をとゞめて、胡桃の大木の陰になつてゐる川添ひの、茶屋で、私たちは昼飯を食べた、下条村の
遠州
(
ゑんしう
)
街道
(
かいだう
)
が、埃で白い路を一筋、村の中を通つてゐる、ここで
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
金兵衛
(
きんべゑ
)
手に取つて見ますると、
遠州
(
ゑんしう
)
所持
(
しよぢ
)
の
南蛮砂張
(
なんばんすばり
)
の
建水
(
みづこぼし
)
でございます。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
遠州
(
ゑんしう
)
榛原
(
はいばら
)
郡水呑村先名主
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
遠州
(
ゑんしう
)
榛原郡
(
はいばらごほり
)
水呑村百姓
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“遠州”の意味
《固有名詞》
遠州(えんしゅう)
遠江国(とおとうみのくに)の別称。
(出典:Wiktionary)
“遠州(
遠江国
)”の解説
遠江国(とおとうみのくに/とほたふみのくに)は、日本の地方行政区分である令制国の一つ。東海道に属する。現在の静岡県西部、及び中部の一部(大井川の旧流である栃山川以西)。
現代の遠州地方については遠江を参照。
(出典:Wikipedia)
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“遠州”で始まる語句
遠州灘
遠州屋
遠州洋
遠州流
遠州縞
遠州透
遠州七窯
遠州所持
遠州掛川
遠州濱松