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道哲
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どうてつ
ふりがな文庫
“
道哲
(
どうてつ
)” の例文
仙「エ、色里へ来て
塗箸
(
ぬりばし
)
見たような物を一本半分差して、斬るの殴るのと威張って、此の頃
道哲
(
どうてつ
)
へ来て
追剥
(
おいはぎ
)
をするのは
手前
(
てめえ
)
かも知れねえ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
他の一筋は堤の尽きるところ、
道哲
(
どうてつ
)
の寺のあるあたりから
田町
(
たまち
)
へ下りて
馬道
(
うまみち
)
へつづく大通である。電車のないその時分、
廓
(
くるわ
)
へ通う人の最も繁く往復したのは、千束町二、三丁目の道であった。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「土手の
道哲
(
どうてつ
)
の真似事さ——日本
堤
(
づつみ
)
は昔から乞食坊主の多いところだよ」
銭形平次捕物控:174 髷切り
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
二人は
恟
(
びっく
)
りして
道哲
(
どうてつ
)
の方へ無闇に逃出しましたが、跡から侍が
追掛
(
おっか
)
けてまいるので、
己
(
おの
)
が足音か跡から追掛けて来る侍の足音か分りませんが、何だか傍へ来たような心持がいたしますから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
哲
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
“道”で始まる語句
道
道理
道程
道化
道傍
道具
道行
道路
道中
道端