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過失
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あやま
ふりがな文庫
“
過失
(
あやま
)” の例文
飼い馴れている鷹であるから、本来逃げる筈のものではないが、彼女の姿を見ると、鷹も
怒
(
いか
)
るのであった。
過失
(
あやま
)
ちの
因
(
もと
)
は、そこにあった。
夕顔の門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
われいまだ
他
(
かれ
)
を見しことなければ、もし
過失
(
あやま
)
ちて
他
(
た
)
の犬を
傷
(
きずつ
)
け、後の
禍
(
わざわい
)
をまねかんも
本意
(
ほい
)
なしと、案じわづらひてゐけるほどに。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
お話しをするまでもありません、
過失
(
あやま
)
って取落しまする際に、火の消えませんのが、
壺
(
つぼ
)
の、この
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
……それは……それはたった一度……自分も知らない間の
過失
(
あやま
)
ちです。……腕ぶしのつよい弁馬に強迫されて、
無態
(
むたい
)
に気を
御鷹
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“過失”の解説
過失(かしつ)とは、注意義務に違反する状態や不注意をいい、特に民事責任あるいは刑事責任の成立要件としては、ある結果を認識・予見することができたにもかかわらず、注意を怠って認識・予見しなかった心理状態、あるいは結果の回避が可能だったにもかかわらず、回避するための行為を怠ったことをいう。
(出典:Wikipedia)
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
失
常用漢字
小4
部首:⼤
5画
“過”で始まる語句
過
過去
過日
過般
過言
過敏
過程
過誤
過越
過激