連參つれまゐり)” の例文
かたらひて將軍の落胤おとしだねなりと名乘なのり出候に相違有間敷候此度見知人も是有彼地かのちより兩人同道にて連參つれまゐり候なりと委敷くはしく申述けるに伊豆守殿かくと聞て仰天ぎやうてんし暫々言葉ことばも無りしがやゝ有ておほせけるは越前はよくも心付たり定めて御褒美ごはうびとして五萬石は御加増ごかぞう有べし夫に引替ひきかへ此伊豆守は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)