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這般
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こん
ふりがな文庫
“
這般
(
こん
)” の例文
這般
(
こん
)
な事をいふと例の大忠臣党が直ぐ犬畜生の言草だなんぞと云ひさうだが、人間様の仰しやる事が兎角御都合主義だから無慾な犬畜生の
言草
(
いひぐさ
)
が却て道理に
合
(
かな
)
つてる。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
最
(
も
)
つと馬鹿な奴はカーボンやプラチナ板に撮した自分の写真を
恭
(
うやう
)
やしく送つて来る奴もある。イヤハヤお咄しにならんが、旦那は
這般
(
こん
)
な
連中
(
てあひ
)
を
寛大
(
おほめ
)
に見て在らツしやるんだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
実際また商業学校で教へる位の
片端
(
かたはし
)
を
噛
(
かじ
)
つたつて何の役に立つもんですか、無駄な
事
(
こ
)
つた。
此
(
この
)
金の足りない中で、殊に経費少ない文部省が
這般
(
こん
)
な無用の学校に銭を棄てるのは馬鹿げてる。
青年実業家
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
“這般”の意味
《名詞》
這般(しゃはん)
これら。
この度。今回。
(出典:Wiktionary)
這
漢検準1級
部首:⾡
11画
般
常用漢字
中学
部首:⾈
10画
“這”で始まる語句
這入
這
這々
這奴
這出
這上
這麽
這込
這個
這裏