“這入(ハエ)” の例文
カダル孫(マゴ)にも嫁(よめ)にも皆死なれデ、村役場ガラ米(コメコ)だの錢(ジエンコ)だの貰(もら)て、厩(ムマヤ)よりも又(マダ)汚(きたね)エ小舍(コヤコ)サ這入(ハエ)テセ、乞食(ホエド)して暮らす風(ふ)ア眼(マナグ)サ見(メ)デ來るデバ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
晝間(ひるま)ネなれば田打櫻(タウヂざくら)の花(ハナコ)見(み)デ酒(サゲ)呑(の)んで、それガラ又(マダ)グワツグワツと田サ這入(ハエ)て、はゝゝゝゝゝ『婆の腰(コオソ)ア、ホウイヤ、ホウ……、婆(ばゞ)の腰(コオソ)ア、婆(ばゞ)の腰(コオソ)アホウエヤ、ホウ……』
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)