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返照
ふりがな文庫
“返照”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
へんしょう
75.0%
なかなおり
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんしょう
(逆引き)
彼を引きとめる心理作用の性質は
一目暸然
(
いちもくりょうぜん
)
であった。けれども彼はその働きの顕著な力に気がついているだけで、その意味を
返照
(
へんしょう
)
する
遑
(
いとま
)
がなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
九助は次第に心地元に復し、始めて幻夢の
覚
(
さ
)
めたる如く、首を挙げて四辺を
見廻
(
みめぐ
)
らすに、時は既に
申
(
さる
)
の下りとおぼしく、太陽
巒際
(
らんさい
)
に臨み
返照
(
へんしょう
)
長く横たはれり。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
返照(へんしょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
なかなおり
(逆引き)
療治に愚かなかりしかど。いささか見直すところありとみしは。いわゆる
返照
(
なかなおり
)
というものなりしが。勤が納涼よりかえりし
宵
(
よ
)
よりにわかに容子変りきて。その翌日かえらぬ旅に
赴
(
おもむ
)
きぬ。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
返照(なかなおり)の例文をもっと
(1作品)
見る
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
照
常用漢字
小4
部首:⽕
13画
“返”で始まる語句
返
返事
返辞
返答
返報
返辭
返討
返詞
返咲
返却
検索の候補
照返
“返照”のふりがなが多い著者
三宅花圃
柳田国男
北原白秋
夏目漱石