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うずすま
豊雄是を見て、只
一八三あきれにあきれゐたる。武士らかけ
廻りて、
一八四ちかきとなりを召しあつむ。
一八五木伐る
老、
一八六米かつ男ら、恐れ
惑ひて
一八七跪る。
おどろきて堂の右に
潜みかくるるを、
武士はやく見つけて、何者なるぞ、
七五殿下のわたらせ給ふ。
疾く
下りよといふに、あわただしく
簀子をくだり、土に
俯して
七六跪る。
貴人又
曰はく、絶えて
八六紹巴が
説話を聞かず、召せと、
八七の給ふに、呼びつぐやうなりしが、
八八我が
跪りし
背の方より、
八九大いなる法師の、
面九〇うちひらめきて