シヅ)” の例文
武家が都に入りまじる様になつた王朝末に、殊に目について来たのは「シヅのみやび」に関する様々の物語であるが、此が此小町の物語には、融合して居る。
鸚鵡小町 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
シヅどちの、夜もの語りのありさまを 篁ごしに見する ともし火※
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
シヅイヘ這入ハヒリせばめて 物うゝる畑のめぐりの ほゝづきの色※
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)