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賢
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サカ
ふりがな文庫
“
賢
(
サカ
)” の例文
ともかく彼の顔、からだ、爪さきから爪さきに行きわたつてゐる敏感と
賢
(
サカ
)
しさが、明るい細やかな立像に、飜刻せられて来るのであつた。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
賢
(
サカ
)
しさに輝り充ちて、有頂天に世間を信じて——、其等世間娘の美徳の、からだの表情に綜合せられて現れた生娘である。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
八千矛の神のみことは、とほ/″\し、
高志
(
コシ
)
の國に、
美
(
クハ
)
し
女
(
メ
)
をありと聞かして、
賢
(
サカ
)
し
女
(
メ
)
をありと
聞
(
キコ
)
して……
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
八千矛の神のみことは、とほ/″\し、
高志
(
コシ
)
の國に、
美
(
クハ
)
し
女
(
メ
)
をありと聞かして、
賢
(
サカ
)
し
女
(
メ
)
をありと
聞
(
キコ
)
して……
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
八千矛の神のみことは、とほ/″\し、
高志
(
コシ
)
の国に、
美
(
クハ
)
し
女
(
メ
)
をありと聞かして、
賢
(
サカ
)
し
女
(
メ
)
をありと
聞
(
キコ
)
して……
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
たとへば、魁車近年の所演の中、萩の方は相応に高く受けとられた役であつたが、私は失望を感じた。魁車は魁車流の
賢
(
サカ
)
しく、凛然とした真女形でいつて居たからである。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此
爽
(
サワ
)
やかな育ての君の判断力と、惑ひなき詞に感じてしまつた。たゞ、涙。かうまで
賢
(
サカ
)
しい魂を
窺
(
ウカガ
)
ひ得て、頬に伝ふものを拭ふことも出来なかつた。子古にも、郎女の詞を伝達した。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かうまで
賢
(
サカ
)
しい魂を窺ひ得て、頬に傳ふものを拭ふことも出來なかつた。子古にも、郎女の詞を傳達した。さうして、自分のまだ曾て覺えたことのない感激を、力深くつけ添へて聞かした。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
かうまで
賢
(
サカ
)
しい魂を窺ひ得て、頬に傳ふものを拭ふことも出來なかつた。子古にも、郎女の詞を傳達した。さうして、自分のまだ曾て覺えたことのない感激を、力深くつけ添へて聞かした。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
賢
常用漢字
中学
部首:⾙
16画
“賢”を含む語句
口賢
小賢
賢明
普賢
賢者
賢人
賢所
御賢慮
悪賢
賢木
賢慮
公賢
賢夫人
惡賢
陶晴賢
賢不肖
諸賢
帯刀先生義賢
賢相
向象賢
...