“貧暦”の読み方と例文
読み方割合
ひんれき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取出してふできよらかにしたゝめられしは「なんぢ父にうとまれしに非らず母にうとまれしにあらず父母すてるに非ず自分の薄命はくめいなり元祿二年九月貧暦ひんれき」と書付て其まゝ行過ゆきすぎける兎角とかくする内に村方の役人其外大勢の人あつまりて地頭ぢとう代官所へ訴へ出ければ役人方見分けんぶんの上捨子の儀は村方へ養育申付られ小兒は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)