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負傷
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てきず
ふりがな文庫
“
負傷
(
てきず
)” の例文
と、思った瞬間に、太股のあたりを
薙
(
な
)
ぎ払われて、彼もまた、相仆れに、
負傷
(
てきず
)
を抑えたまま、腰をついてしまった。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私の
負傷
(
てきず
)
は癒えなかったけれど、
故郷
(
くに
)
を出てから六月目に、それでもマドリッドへ帰って来た。
西班牙の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
薄暮
(
くれがた
)
の
負傷
(
てきず
)
なやまし、かげ
暗
(
くら
)
き
溝
(
みぞ
)
のにほひに
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
城中の一室を、病間とし、先ごろから、満身の
負傷
(
てきず
)
を治療していた勝入の
聟
(
むこ
)
の森武蔵守
長可
(
ながよし
)
は
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
血潮したたる
沼
(
ぬま
)
の
面
(
も
)
の
負傷
(
てきず
)
の光
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
「オオ、武蔵守か。——
臥
(
ふ
)
せっておると聞いたが、
負傷
(
てきず
)
は、どうじゃ」
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その北条新蔵の
負傷
(
てきず
)
も、もう
繃帯
(
ほうたい
)
を
脱
(
と
)
っていい程に恢復していた。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「どこにも、お
負傷
(
てきず
)
は」
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“負傷”で始まる語句
負傷者
負傷兵