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請状
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うけじょう
ふりがな文庫
“
請状
(
うけじょう
)” の例文
鉄太郎とか鉄五郎とかいうのであろう、
請状
(
うけじょう
)
には名前は書いてあるはずだが、二十八になる良い若い者で、鉄、鉄で通っている
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
のお
請状
(
うけじょう
)
の一通をおさめて、勅使の岡崎中納言の一行は、その翌日、すぐ
帰洛
(
きらく
)
の途についた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今度という今度は、容易に
請状
(
うけじょう
)
も出しかねるというのが助郷側の言い分である。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
魂の
請状
(
うけじょう
)
を取ろうとするのでありますから、その掛引は難かしい、
無暗
(
むやみ
)
と強いられて篠田は夢
現
(
うつつ
)
とも
弁
(
わきま
)
えず、それじゃそうよ、請取ったと、挨拶があるや否や、小宮山は篠田の
許
(
もと
)
を辞して
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「土間で
請状
(
うけじょう
)
を待っておりますがの」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“請状(
請文
)”の解説
請文(うけぶみ)は、請状(うけじょう)・請書(うけしょ)とも呼ばれ、上位者に対してあることを実行したことを報告する、あるいはあることを約束するために作成された上申文書。
(出典:Wikipedia)
請
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
“請”で始まる語句
請
請合
請取
請人
請負
請出
請求
請待
請負師
請書