をしへ)” の例文
といふやうなをしへが、ちよつときけばわからないけれど、よく考へれば解つて来る言葉で述べられてある。
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
余は幼きころより厳しき庭のをしへを受けし甲斐かひに、父をば早くうしなひつれど、学問のすさみ衰ふることなく、旧藩の学館にありし日も、東京に出でゝ予備黌よびくわうに通ひしときも、大学法学部に入りし後も
舞姫 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)